ミュージカル「インザハイツ」日本公演2021キャスト感想【ソニー役阪本奨悟くん】
久しぶりのミュージカル!阪本奨悟くんがソニー役で出演するとのことなので見に行ってきました。
インザハイツは話の内容と何曲か知っている程度で見るのは初めてです。
ミュージカルインザハイツ日本公演2021年キャスト
2021年のキャストをチェックしていきましょう~!
はじめてお目にかかれた俳優さんが多く新たな発見ができて良かったです。
ウスナビ(Wキャスト)
❁Micro(Def Tech)
「my way」が有名なデフテックのマイクロさん。本名は西宮佑騎(にしみや ゆうき)さんです。
私が観劇した日はマイクロさんでした。やはりラップをやっている方なので普段みているミュージカルにはいないような声質の方でした。
かすれたような優しい声が役柄にも合っていたように思います。
❁平間壮一
ソニー役の阪本奨悟くんと同じアミューズ所属の平間 壮一さん。
2015年、2017年に「RENT」にドラァグクイーン・エンジェル役を、2020年には同じく「RENT」マーク役を演じています。
その他にもさまざまな舞台で活躍されています。
ベニー(Wキャスト)
❁林翔太
調べて今知りました。ジャニーズの方なんですね。平間壮一さんと同じ2021年の時点で31歳です。
あと昨年ご結婚されてますね!おめでとうございます!
今回は拝見することができなかったので、またの機会を楽しみにしています。
❁東啓介 ひがしけいすけ
ワタナベエンターテインメント所属の2021年で26歳若手俳優さん。
ミュージカル『マタ・ハリ』では加藤和樹さんとともにWキャストで主演を務めました。
190cmという高身長で手足も長く、舞台映えしますね!
セリフも歌も安定感ありますね。もっと伸びるしこれから東啓介さんのでる作品もチェックしてみようと思いました。
ニーナ
❁田村 芽実(たむら めいみ)
元ハロプロの方というのは知っていたのですが、きちんと歌をきいたのは初めででした。
「ウエスト・サイド・ストーリー」ではヒロインのマリア役、新型コロナウイルスの感染拡大により公演中止となってしまいましたが、ヘアスプレーではアンバー役の予定でした。
そっと歌うところも力強く歌うところなどとても表現力があって歌唱力もあるのでこれからもっと活躍していく俳優さんなんだろうなと思います。
ヴァネッサ
ニコルちゃん、テレビでみたときに可愛いし面白いね~と夫と言っていたので楽しみにしていたキャストの一人でした。
作品がポピュラーミュージック?なので歌い方もミュージカルでよくきく感じではありませんでした。
それが作品に合わせているのかそういう歌い方の人なのかは存じ上げませんがうまいことにはかわりありませんでした。
初ミュージカルはRENTだそうです。
ソニー
❁阪本奨悟
アミューズ所属の2021年で28歳。もっと若く見えるよね。
ミュージカル テニスの王子様で青学4代目 越前リョーマ役を務め、ファンになった方も多いのではないでしょうか。
『刀剣乱舞』 では堀川国広、「黒執事」ではシエル・ファントムハイヴを演じたりと、どれも美しさ際立つ役柄です。
俳優業も盛んですが、歌手活動を中心に行っているような印象です。
福山雅治さんの代表曲「Hello」のカバーは映画『恋と嘘』主題歌に、また挿入歌も担当しました。
ミュージカル1本の方ではないですが、ミュージカルしかみない私としてはもっと出て欲しいなぁと思います。
舞台進撃の巨人ではアルミン・アルレルト役を演じる予定でしたが中止になってますね。またやってくれないかな。
ダニエラ
❁エリアンナ
進撃の巨人の挿入歌「ətˈæk 0N tάɪtn」の歌唱を担当しているエリアンナさん!
気になっていた方なので、やっと生でお目にかかれて嬉しかったです。
力強く美しい歌声は、インザハイツでも健在でした。
ダニエラ役にぴったりで、コミカルな表情や動きがわかりやすく、笑いをとりにくい大きな会場でもエリアンナさんの演技で笑いが起こるシーンがありました。
『キューティーブロンド』『メリー・ポピンズ』などに出演し、CMやゲームの歌唱も行っている実力派シンガーです。演技もできるなんてすてき。
カーラ
❁青野紗穂
子供の頃からダンスやボーカルを習っていたそうで、ヴォーカルコンテストでグランプリとオーディエンス賞をダブル受賞。
アポロ・シアターでは日本人史上最年少優勝したりとかなりの実力派です。
『RENT』ではミミ役を務めるなどしています。
これからもっと活躍が期待できる方ですね。
ピラグア・ガイ
ペルー国籍日系3世のペルー出身日本歌手です。
ハロプロに楽曲提供したりCDを出したりと歌手活動が目立ち、舞台経歴は見つけられませんでした。
なので基本舞台でお目にかかれることはないのかなぁ…
さわやかな声で良かったです。
グラフィティ・ピート
❁山野光
183cmと高身長の山野光さん。2021年で19歳!こんな若かったんだ。
子供の頃からダンスをしているそうです。だからあんなにしなやかな動きなのね。
米津玄師のバックダンサーや、ミュージカル「新テニスの王子様」にも出演しています。
あとピアノも弾けるらしいです。かっこよ。
ケヴィン・ロザリオ
❁戸井勝海
「タイタニック」や「モーツァルト」などにも出演する戸井勝海さん。
苦悩する父親がとても似合っていました。
というかモーツァルトでてたのか…じゃあ初めましてじゃないわ。
今モーツァルトやってるからもう再演あっても出ないのかな?
カミラ・ロザリオ
❁未来優希
『ロミオとジュリエット』『レディ・ベス』『エリザベート』『タイタニック』など本格派ミュージカルに多数出演されています。
エリザベートではマダム・ヴォルフ役。かっこよくて大好きです!
インザハイツではあんなに温厚だったお母さんが、感情的になるあのシーン…
「以上!」が目と耳に焼き付いています。
アブエラ・クラウディア
❁田中利花
1980年の『ヘアー』ディオンヌ役が初舞台です。
また男はつらいよなどに出演されていたそうですね。
それからはさまざまな作品に出演し、『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』や『レ・ミゼラブル』デナルディエ夫人役を演じました。
ハイツの人々
❁菅谷 真理恵
学生時代に「ミス・サイゴン」ジジ役でデビュー。
『怪人と探偵』『ビューティフル』などミュージカルに出演する傍ら、デザイナーとしても活動したり、さらにアウトドアカンパニーの代表を務めています。
大勢で踊ったりと目が足りなくなるようなシーンでも、私は自然と菅谷真理恵さんに惹かれました。
言葉で説明するのが難しいのですがとても魅力的なダンスでした。
❁ダンドイ 舞莉花
『メンフィス』『プリシラ』「ダンス オブ ヴァンパイア」「 ホイッスル・ダウン・ザ・ウインド」など数々のミュージカルに出演されています。
❁SATOKO MORI
あまり情報がでてきませんでした。
❁戸塚 慎
10歳までカリフォルニアで過ごしたそうです。
きゃりーぱみゅぱみゅのバックダンサーや、「黒執事」「ロミオとジュリエット」などにも出演。
戸塚 慎さんのダンスを学びたい方は池袋・新宿のNOAダンスアカデミーへ!
❁ICHI
国内外でバックダンサーを務め、ミュージカル界のプリンス山材育三郎さんのコンサート振り付けを担当したりさまざまなイベント・舞台に出演しています。
ICHIさんのダンスは東京で学べますよ~!数か所のダンススタジオでクラスがあります。
❁Tokolefty
NYでのダンサー経験もあるTokoleftyさん。
国内でも某アイドルグループコンサートバックダンサーやCMにも出演しています。
Tokoleftyさんのレッスンも東京で受けられますよ。
❁東間 一貴
「ウエスト・サイド・ストーリー」「ハウトゥーサクシード」などにも出演する俳優さんです。
公演予定だった『ヘアスプレー』にも出演が決まっていました。
子供の頃からさまざまなダンスを習っていたようです。
インザハイツでも楽しそうに元気に踊る姿は目を引きました。
❁加藤 さや香
普段はカフェで働いているそう!
次回は米倉涼子さんと城田優さんが出演する【SHOW TIME】に出演予定です。
インザハイツのあらすじネタバレ
覚えてないところもあるのでだいぶはしょってます。
ワシントン・ハイツという治安悪めの町が舞台です。
Microさん/平間壮一さん演じるウスナビは、ドミニカ出身。
ワシントン・ハイツで小さなお店を切り盛りしながら自分のお世話をしてくれていた田中利花さん演じるクラウディアおばあさんと暮らしています。
そして田村 芽実(たむら めいみ)さん演じるニーナは、子供の頃から頭がよく、治安が悪いワシントンハイツの人々に期待され大学に通っていた少女です。
しかしお金のないニーナは奨学金だけでは教科書代や生活費が工面できず、両親に心配・迷惑をかけたくない一心で1つでどうにかなっていると嘘をつきながら黙って2つアルバイトをかけもちして働き続け、勉強の時間が確保できずついに落第してしまいます。
そのことを家族や仲間に伝えることでどんどん話が大きくなってしまい…
そして自分のようになってほしくないという一心で、ニーナの学費のためにお父さんは誰にも相談せず勝手に会社を売り払ってしまいます。
そこでいつも温厚だった母はぶちぎれ。私も働いていた。私になぜ相談しなかったのか。
それでも父は俺の名義だ!と言ってしまいます。絶対言ったらあかんやつ。
誰かのために自分ひとりで背負って決断して、果たしてそれは本当に誰かのためになるのでしょうか?
母は勝手に大学を辞めてずっと隠していたニーナと、勝手に会社を売った夫に似たもの同士だと起こります。
私の話をきけ!と歌う姿は大きな愛情や失望にあふれていて、圧巻で涙がでてきました。
そしてそんなときクラウディアが宝くじで96,000ドルを当てます。自分とウスナビ、店を手伝うソニーと3分割にしようと提案します。
街も大停電に見舞われお店は壊され売り上げは盗まれ…
そんなときに手に入った大金。ウスナビはワシントンハイツと店を捨て旅立とうとしてしまいます。本当は両想いなのにうまくいかないヴァネッサと、ずっとそばにいたソニーをおきざりにして…
両親のもとで働くベニーはニーナの父が会社を売ったせいで突然無職になってしまいます。
家族のように一緒にいたはずなのに、ニーナの父はベニーに冷たくあたります。
ひかれあうニーナとベニーをよく思わない父。なんでやねん。
ウスナビは海外へ、ニーナは人をクビにしてまで手にいれたお金なんていらないと苦しみ、ニーナの両親は大喧嘩。おいて行かれるソニーやヴァネッサも悲しみ…
そんなとき、町のみんなに愛されたおばあさんクラウディアが亡くなっているのを発見してしまいます。
大停電のせいでクーラーもつけられず、心臓の悪いクラウディアには少々しんどい環境だったのでしょうね。
最終的にウスナビは、阪本奨悟演じるソニーと山野光が演じるグラフィティ・ピートの行動により一つの決心をするのですが、
ウスナビの心打たれたその瞬間というかなんというか
やっぱりそうだよね。って良かったねという涙がでました。
本当に大切なものはなにか、自分がしたいことは?するべきことは?信頼とは?愛情とは?
他にも美容院の愉快な女性たちや、ハイツの人々などさまざまなキャラクターたちの人生が垣間見える、とても愛おしく楽しい作品でした!
インザハイツ4月18日(月)マチネの感想
赤坂ACTシアターの2階席で観劇したのですが、私の座った場所は音かするどいというか大きいというか頭痛くなってしまいました…
大阪四季劇場の1階席中央一番後ろあたりでも同じ現象があったのです 泣
なんでだろ…
やっぱりどの会場も1階席中央前方が快適。
ソニー役阪本奨悟くん
阪本奨悟くんを目当てに行ったのですが、声が若い~!見た目も若い!
東啓介くんの方が年下には見えない。
ソニーはちょっとお調子者?というかギャグっぽいセリフや動きがあって難しいだろうなと思いました。
ノリ突っ込みみたいなのも、間を間違えるとセリフ読んでるだけ感がすごくなると思うんですよ。
M-1見てるときもいつも思うんですど、たくさん練習したのを今やってますよ!ってのが見えるとやっぱり冷めちゃうというか。その世界に入れなくなってしまう。
ショックで泣く、怒る、とかは比較的誰でも違和感なくできると思うんですけど、笑いを引き出すって本当に難しい。
そういう点ではPOPで楽しい作品ですが演じるのは難しいだろうなと思いました。
やったことないからしらんけど。
はじめてのタイプの作品
普段みているミュージカルについてなのですが
劇団四季ならディズニーとかアイーダ、ウィキッドとかちょっとファンタジーな感じの作品が多いですし、
他はエリザベートやモーツァルト、レディベスが好きなんですよね。
ミュージカルといえば想像するタイプの作品というか。
こういうラップがたくさん入ってたり、歌い方がミュージカル歌唱じゃない作品っていうのが初めてだったので
どんなものだろうと思ってましたが楽しかったです。
正直ラップは聞き取れないところ多くて、(演者の活舌が悪いとかじゃなくて)話の内容知らない人がみたらなんでこういう展開になったかわからなくなりそうだなとは思いました。
でも楽しかったです。